2013年7月9日火曜日

感謝される人間になること

最近は,スーパーのレジの待ち時間に時間がつぶせるようにとモニタが用意してあって,セールの広告だけでなく,「生活の知恵」や「健康情報」などがながれている.私もご多分に漏れずそれを眺めて待っていることが多いのだけれど,先日は偉人の言葉が紹介されていて,そのひとつが心に残った.

「成功者になろうとするのではなく,価値ある人間になることだ」(アルバート・アインシュタイン)

そして,今日,ある先生と話していて,

「感謝することも大切だけれど,感謝されることも大切である」
「感謝される人間になることが大切」

という言葉が出てきた.これは上記のアインシュタインの言葉と同じ意味なのではないだろうか.

「価値ある人間になること」は,「人に感謝される人間になること」であり,「人や社会に役立つ人間になること」である.

人に感謝することはもちろん大切であり,感謝する心を持つようにと教えられている.しかし,人に感謝することは比較的簡単なのではないだろうか(その本心の度合いは別にして).それに対して「人から感謝される人間になること」は明らかに難しい.しかし,人生の目的が人のために役立つことであるのならば,それこそが毎日心がけるべきことなのではないだろうか.

こんな例え話を思い出す.

自分の中にある宝石を磨きなさい.
しかし,その美しさは自分で褒めるものではない.
他人に賞賛されるようになって初めてその宝石の価値が生まれるのだ.

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