2020年11月20日金曜日

住宅は住むための機械である

 ル・コルビュジエの建築に惹かれる理由は,この

住宅は住むための機械である」

という言葉に表されている気がする。

装飾を排した鉄筋コンクリートで構成された平面と空間。結局のところ,工学なのだ。

彼がデザインした家具からさえもミニマリズムが感じられる。そこに工学者として親近感をもつ。

しかし,すごい言葉だなとつくづく思う。建築家はときどきこうした名言を吐く

0 件のコメント:

コメントを投稿

春望は「しゅんぼう」と読む

 中国の人が驚くことのひとつに,日本人が漢詩を読めるということがある。レ点などを用いて日本語に翻訳して漢詩を理解する。そのことに大いに驚く人が多い。 ずいぶん以前のこと,中国の杭州,浙江大学を訪問した際に,研究室の方が西施にゆかりがある西湖を案内してくれた。そこには,蘇軾の読んだ...