今日,大学同窓会主催の「技大マラソン大会」に出場した。
距離は,2 km, 5 km, 10 kmの3種類のレースがあるのだけれど,私は5 kmのレースに出場した。
以前にどこかで書いたかもしれないが,私は全く走るのが苦手で(というよりスポーツが苦手で),中学時代においても50 m走るのに12秒近くかかっていたくらいである。まして長距離走なんて,学校でマラソン大会がある日は泣いてズル休みしたかったほどである。
それが今回は自ら申し込んで出場した。人生初めてのチャレンジである。走ることが本当に苦手だったのだけれど,8月から健康のために走り出し,50歳を過ぎてその一つの目標として今回の大会参加を設定したのである。
これは,7月にスマートウォッチを買ったことがきっかけになっている。このスマートウォッチの機能で,レースの距離と日程を入力すると,その日までのトレーニング計画を立案し実行するように促してくれるのである。
この17週間ほど,それに従って走ってきた。一応計画されたすべてのランは走った。スマートウォッチが診断する目標達成可能性(今回の場合,目標は5 km完走)もほぼ100%になっていた。あとは,ペースさえうまく配分すれば完走できると信じていたのである。
ただし,今までトレーニングで走った最長距離は3.22 km(2マイル)。5 kmを走ったことなんてこれまでの人生に一度もないから,それが心配だった。
そして今日。曇り空で肌寒いという最高のコンディション。オーバーペースだけが心配だったから,スマートウォッチでペース設定をして(最大と最低のペースを設定すると,その範囲を超えたときにアラームしてくれる),レースに臨んだ。
結局,ランはうまくいった。コースは前半上り坂が続くのだけれど,ペースを抑えて走り,復路の下り坂は飛ばして走ることができた。おかげで当初の目標のペース 6分48秒/kmに対し平均ペース 6分22秒/kmでレースを走ることができた。このペース自体は普通の人からみればジョギングペースなのだけど,私にとっては超高速ランなのである。
この歳になって苦手なことに取り組めたことは,正直うれしく自信になった。人生にはまだ苦手なことが山程ある。今度はそれらにもチャレンジしてみようかと思う。
一方,ランニングは,今度は目的をダイエットに変えて,雪が降るまでは続けるつもりである。
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