2024年2月18日日曜日

最近の流行曲の魅力に舌を巻く

 Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」をきっかけに,先日Youtubeが提供する「私向け」のミックスという連続動画を少し集中して聴いてみた。そういえば最近どんなアーティストが人気なのかよくわかっていなかった。

最初に驚いたのはYOASOBI。紅白歌合戦を観ているから,「夜に駆ける」や「アイドル」などの楽曲は知っていたけれど,オススメに出てきた「アイドル」のライブの動画は凄かった(日本で歌っていたもの)。舞台演出も会場の雰囲気も凄かったのだけれど,一番驚いたのはikuraの歌唱力。録音かと思うくらいに正確で,それでいてライブの勢いがある。振り付けも良くて,今はこんな人がいるんだ,と心から感心した。これは世界で売れるのもよくわかる。

次に驚いたのはAdo。これもライブ映像だったのだけれど,彼女はとにかく歌がうまい(私が今更言うことではないのだろうけれど)。最近は歌がうまいアーティストがこれでもか,というくらい売り出されているけれど,Adoは別格なのだなと思わされた。私は歌手がみんなに長く愛されるかどうかは,最終的には声質だと思っているのだけれど,Adoの声は素晴らしく魅力的。ついつい耳が引き寄せられてしまう。この人が売れているのもよく理解できた(ikuraの声質も特殊で素晴らしく魅力的だ)。

声質という点では,米津玄師の声も惹きつけられる。歌もうまいし,楽曲もこれまでに無い展開が多くて,やはり好きになってしまう。曲の作りは,私のような素人にはよくわからないけれど,転調に次ぐ転調がされていることはよくわかる。そうなのだ。YOASOBIの「アイドル」も米津玄師の「Kick Back」もそうだけれど,何度転調するのだろうかと思うくらいに転調している。曲の歌詞と連動して転調していたりするのだけれど,非常にそれが細かい。そして早口で譜割りも独特だから,印象に強く残る。

その他,この動画のミックスでは,羊文学,緑黄色社会,King Gnuなどが流れてきて,それぞれの歌の巧さ,声質の特徴と魅力,楽曲の工夫などを知ることができたのだけれど,ずいぶん時間を費やしてしまった。でもその時間の経過を感じさせないほど,魅力的な楽曲たちだった。そして私は最近あまりPOPSを聴かなかったことを少し反省した。たまにはいろいろな流行曲を聴いて,私の中のライブラリを更新したいと思った。


#King Gnuをグラフソフトではないの?と思ってしまうのはおじいさんの証拠である。

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