2025年6月15日日曜日

「それが答えだ!」と「ワンダフル・ワールド」

 「それが答えだ!」(1997)というテレビ番組について少し紹介したけれど,そういえば主題歌はウルフルズの「ワンダフル・ワールド」という曲だった。これは,サム・クックの「ワンダフル・ワールド」のカバーで,英語っぽく聞こえる日本語歌詞が印象的な曲だった。

たとえば,「どの町までいけば~」という歌い出しは,原曲の"Don't know much about history"というところに明らかにかぶせて作詞されていて,その他の日本語の歌詞もせつなくて良い歌だった。

しかし,ウルフルズには,ずばりテレビ番組のタイトルと同じ「それが答えだ!」(1997)という曲があって,こちらは全く曲調が異なる元気な作品である。

なぜ同じタイトルなのか?ここからは私の全くの想像だけれど,まず「それが答えだ!」というお題でウルフルズに番組主題歌が依頼されたのではないか。それで作られた曲が「それが答えだ!」。しかし,この曲はあまりに番組内容とマッチしていなかったので,急遽「ワンダフル・ワールド」が主題歌にあてられたのではないだろうか(主題歌といってもたぶん,毎回最後に流れる曲であったと記憶している)。

と思って(ここまで書いてきて),Wikipediaを見てみたら,やっぱりそうだった。「それが答えだ!」は本来ドラマ主題歌になるはずだったのだ。30年近く思っていた謎がスッキリした。

くだらないことにずっと頭のリソースを使い続けていた。さっさと調べればよかったと反省。。。


話変わって。

「ワンダフル・ワールド」は日本語訳すれば「素晴らしい世界」となり,ルイ・アームストロング「この素晴らしき世界」("What a wonderful world")を思い出す。調べてみると,この曲よりもサムクックの"Wonderful world”の方が早く発売されているらしい。

"What a wonderful world"となるとこのブログタイトル"What a wonderful electrical engineering life!"(「素晴らしき哉,電気工学的人生!」を思い出す人もいるだろう(いや,いないけど)。こちらは,映画「エクソシスト3」に由来している。いや正確にいうと「エクソシスト3」の中に皮肉として語られている(天使が人間を救うという)映画「素晴らしき哉,人生!」にちなんでこのブログのタイトルはつけられている。そう残念ながら,このブログタイトルは皮肉なのだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

金運上昇で有名な高龍神社に参拝する

私は 神社を参拝することは大好き なのだけれど, まだ地元長岡の神社をすべてお参りできたわけではない。今回は,金運アップで有名な(らしい)高龍神社にお参りしてきた。 初夏,学会で長岡にいらした方も「高龍神社」にわざわざ参拝に出かけられていたくらい金運アップで全国的に(一部,龍神フ...