「それが答えだ!」(1997)というテレビ番組について少し紹介したけれど,そういえば主題歌はウルフルズの「ワンダフル・ワールド」という曲だった。これは,サム・クックの「ワンダフル・ワールド」のカバーで,英語っぽく聞こえる日本語歌詞が印象的な曲だった。
たとえば,「どの町までいけば~」という歌い出しは,原曲の"Don't know much about history"というところに明らかにかぶせて作詞されていて,その他の日本語の歌詞もせつなくて良い歌だった。
しかし,ウルフルズには,ずばりテレビ番組のタイトルと同じ「それが答えだ!」(1997)という曲があって,こちらは全く曲調が異なる元気な作品である。
なぜ同じタイトルなのか?ここからは私の全くの想像だけれど,まず「それが答えだ!」というお題でウルフルズに番組主題歌が依頼されたのではないか。それで作られた曲が「それが答えだ!」。しかし,この曲はあまりに番組内容とマッチしていなかったので,急遽「ワンダフル・ワールド」が主題歌にあてられたのではないだろうか(主題歌といってもたぶん,毎回最後に流れる曲であったと記憶している)。
と思って(ここまで書いてきて),Wikipediaを見てみたら,やっぱりそうだった。「それが答えだ!」は本来ドラマ主題歌になるはずだったのだ。30年近く思っていた謎がスッキリした。
くだらないことにずっと頭のリソースを使い続けていた。さっさと調べればよかったと反省。。。
話変わって。
「ワンダフル・ワールド」は日本語訳すれば「素晴らしい世界」となり,ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」("What a wonderful world")を思い出す。調べてみると,この曲よりもサムクックの"Wonderful world”の方が早く発売されているらしい。
"What a wonderful world"となるとこのブログタイトル"What a wonderful electrical engineering life!"(「素晴らしき哉,電気工学的人生!」を思い出す人もいるだろう(いや,いないけど)。こちらは,映画「エクソシスト3」に由来している。いや正確にいうと「エクソシスト3」の中に皮肉として語られている(天使が人間を救うという)映画「素晴らしき哉,人生!」にちなんでこのブログのタイトルはつけられている。そう残念ながら,このブログタイトルは皮肉なのだ。
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