2009年8月6日木曜日

「打ち合わせ会」の終了

「打ち合わせ会」が終了した.
これは各学生が研究室全員に対して,
現在の研究の進捗状況を
プレゼンテーションするミーティングである.

一人10分~15分発表し,10分~15分
質疑応答をする.
教員からの厳しい質問に対して,
答えなければならない.
その結果によって,今後の研究方針が
決まったりする.
今日まで3日連続で行ったのである.

この会は年に2~3回開催され,
伊瀬研究室のビッグイベントになっている.
一か月半前くらいにこの会の期日が
決まってからというものは,
学生のみなさんはソワソワして,
ずっと研究に集中していた.
教員はそうした状況を見て,
「よし,よし」とニコニコするのである.
こうした区切りがあることは非常によろしいのである.

プレゼンにおいては,各研究の背景,目的から
しっかりと話すことになっている.
ここをおろそかにすることはできないという
伊瀬先生の方針による.
確かに,自分の研究の立脚点がわからないのであれば,
いったい何のための研究なのだろうかと思う.
もちろん研究の詳細についても
わかりやすく説明し,現在の課題を示す.
こうした訓練が日頃の研究に
うまくフィードバックされていくのだろう.

最近は,学生のプレゼンの質が上がってきて,
より高度な議論がそこでできるようになってきた.
うれしい限りである.

私もこれで少し時間ができる.
明日は何を研究しよう.うれしいな.

0 件のコメント:

コメントを投稿

桜を見ると思い出す

桜が満開である。 研究室でも花見BBQが行われ、まさに「花より団子」 、学生はだれも桜など見ずにひたすら食べることに集中していたけれど、食べづかれた私は桜をぼんやりと見ていた。 学生の一人が 「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」と梶井基次郎の文章 について話していたので、そうい...