2010年7月24日土曜日

バンクーバー空港にて(1)

前回のバンクーバーに向かう話題から
次に帰国の話題で恐縮ですが,
今バンクーバーの国際空港でこの記事を書いてます.

フライトは10:30出発なのだけれど,
おみやげを買おうかと思って
意気込んで早めに空港に来たのである.
でも早すぎて,おみやげ屋がほとんど開いていない(笑).
それで開店を待っているというわけ.
(King Burgerしか開いていない)
まぁ,いつもこんな感じで旅行しています.

帰りもシアトル経由で,
まずはシアトルまで双発
(プロペラ機に久しぶりに乗った!)で向かい,
また767の狭い機体に11時間閉じ込められるわけである.
これから先を思うと気が重いなぁ...

バンクーバーは結局3泊したのだけれど,
会議の関係で少ししか街に出かけられなかった.
目抜き通りはRobson Streetといって,
それでも初日には夕方17:00から19:00頃に
ブラブラと歩くことができた.
夕方といってもバンクーバーは緯度が高いから,
夜九時を過ぎてもずいぶん明るい.
大阪の夕方5時くらいの明るさがある.
だから街には人が溢れている.

目抜き通りといっても結局は
ファッションとレストランの店が並んでいるわけで,
通常,旅行者にはあまり魅力がない.
(日本だって地元の人のショッピング街に行っても
面白くありませんか?だって,並んでいるブランドは
ほとんど一緒だし.
まぁ,今回は目的の店があったのだけれど,
それはまた別の記事で)
しかし,驚いたのはアジア系の若者が多いこと.
日本人もずいぶんな割合を占めている.
Robson Streetで交差点で信号で停まるたびに,
後ろや前から

「絶対,それってxxxxだって」
「え~っ,ほんとに」

などと若い女の子の話が聞こえてきたり,
前を歩いているおじさんがビルを指さして,

「あれ,あれだな」

などとふらふらと歩いているのを見ると,
ここが日本のような気がしてくる.
その上,街には日本のお店が多いから
(コンビニ,ラーメン,寿司,天ぷら,
神戸牛,となんでも揃っている.
カタカナで「フードコート」なんて
案内看板が出ているくらい)
異国感がずいぶんと損なわれるのである.

しかし,逆にいうとすごく街には
安心感があって,留学や滞在にはもってこいの
場所と言えるのだろう.
(ただし,ちょっと刺激は少ないかもしれないが)
オリンピックのあとだからか,街はすごく綺麗だし,
ホームレスの人はいない.
道路の両脇にはピカピカの高級車が駐車スペースに
きちんと並んでいるし,
(ということは車の盗難も少ないのだろう)
なんとなく街が「中の上」というか,
「上の下」というか,そうした階級の人たちで
構成されているような印象を受ける.
いや,カナダがそういう国なのかもしれないけど.

とにかく,街は日本人にフレンドリーな
住みやすいような気がする.
もしも将来子供がバンクーバーに留学するといったら,
許してしまいそうな気がする.
(娘たちには許さないだろうけど(笑))
もう少しじっくりと腰を落ち着けて,
街のあちこちを探検してみたかった.
ほんとに残念.
さらば青く高い空...

#といってもバンクーバーにはそんなに
観光名所が多くあるわけではないようです.
しかし,海の向こうに見えるのが「島」だということに
(バンクーバー島)初めて気づいた.
二十年近く前,ヴィクトリアで開催された会議に
参加したのが,私にとって初めての「国際会議」で
初めての「海外旅行」だったのだけれど,
そのときは,そこが島の中の都市だなんて
全然気づかなかった.
17年くらいして今回初めて気がついた.
本当に私は地理に疎い.

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