私は,テレビドラマを観るのが大好きなのだけれど,時間がなくて観るドラマの本数を減らさざるを得ない。悔しい限りである(とはいえ,時間ができたとしても観るドラマを増やすかどうかは疑問だ)。
今期は,「VIVANT」の他,「転職の魔王様」,「ダイマジン」,「湯遊ワンダーランド」,「呪術廻戦」を観ている(その他「どうする家康」,「雲霧仁左衛門5」も観ているが)。それぞれいつか話したいとは思うけれど,今回は,「VIVANT]について。
これはTBS日曜劇場の枠なのだけれど,日本ドラマにそうそう見かけない「冒険大活劇」である。モンゴルを始めとして国内も多くの箇所でロケをしているようで,砂漠の中の撮影,カーアクションなど,お金に糸目をつけずに制作していることが画面からよくわかる。
話も伏線につぐ伏線で考えさせられることは多く,その回収の展開に息をつかせず,少しも中だるみすることなく第5話を終えている。
出演している役者もすごくて,主役の堺雅人の他,ここまで主役級の活躍をしていた阿部寛(彼がいなければこのドラマはこんなに面白くなかったのは間違いない),ロケがたいへんだったろうと思う二階堂ふみ,そしてこれから活躍するであろう役所広司。その他にだって主役級の役者が揃っている。
なかでも私が好きなのは,松坂桃李。相変わらず雰囲気が「暗い」。しかし今回は堺と同じ側の工作員の役で,これが素晴らしくカッコいい。いい役だなぁ。第1~3話には出演しておらず,どうなることかと思ったけれど,さっそうと登場していて,今後も期待が持てる。
ということで,今後も謎解きも含め,警察と別班,そしてテロ組織との三つどもえの混戦模様で,毎週楽しみなドラマである。ところどころツッコミどころもあるけれど,そんなことは気にならないほど面白い。松坂桃李が最後まで生き残ってくれるとうれしい(なんだかんだ言って,私は彼のファンなのだ)。
#刀の鞘に乃木家の家紋(テントのマークと同じやつ)がついていたのだけれど,これがちょっとダサかった。せめて漆塗りっぽくしてほしかったな。。。
#他のドラマについても,感想をまとめたい。若村麻由美主演の「この素晴らしき世界」は残念ながら乗り遅れてしまった。若村麻由美は大好きなのだけれど...
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