2025年7月5日土曜日

佐野元春のようにカッコよく年をとりたい

 先日,NHKの番組「あさイチ」に佐野元春が出演していて,そのカッコよさが話題になっていた。彼はもう69歳とのことだけれど,私も憧れる相変わらずのカッコよさ。あのイチテンポ遅れて話始める穏やかな語り口とイノセントな笑顔の魅力は,歳をとってからますます磨きがかかっているようだ。そしてこれから全国ツアーを始めるのだという。どれだけエネルギッシュなのか。これから10年以上経って自分が彼のようになっていることなど,とても想像できない。一体どんな生活を送っていたら,あのような69歳になれるのだろう...

素敵に年齢を重ねるということに私はずっと憧れている。歳をとって,しわくちゃになって,よぼよぼになって,ちいさくなってもいい。でも,そこに「素敵さ」があればよいのだと思う。汚くなって,みみっちくなって,貧相になっていくのは,なんとか避けたい。私はもうとっくに老齢だけれど,素敵な爺さんになりたいと思う。

佐野元春はそのひとつのロールモデルになるけれど,さらに年上の目標としてはデヴィッド・ボウイがいる。彼が60歳くらいときのライブの映像を見ると惚れ惚れする。彼の場合,どんなに年老いても,「美しさ」を感じる。そして「軽やかさ」を感じる。あんな美術品みたいなオジサンもいるのだ。

年齢を重ねてもまだエネルギッシュといえば,トム・クルーズを忘れてはいけないだろう。しかし,私の趣味でいわせていただければ,彼はパーフェクトすぎる。彼の努力が完璧すぎるのだ。たぶん彼が近くにいたら私は緊張してしまうだろう。もう少し肩の力が抜けた大人になりたい(もちろん,トム・クルーズを尊敬していることには変わりがない)。

日本人だったら,私が目標としたいのは,三船敏郎,原田芳雄,成田三樹夫あたりかな...存命な人ではあまり思いつかないのだけれど,渡辺謙,真田広之は私にとってはギラギラ,キラキラしすぎるかな(勝新太郎千葉真一もそう)。一方これから期待したいのは木村拓哉。彼の歳の取り方には今後も注目していきたい。

こうしていくつかの目標をあげてくると,素敵に年をとるには,「品性」と「余裕」が大切なのだと気づく。人生自転車操業の私にはどちらも今のところ縁がない項目だけれど。。。

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