2008年11月13日木曜日

風邪をひかなくなったのは

風邪はほとんど問題がないほど治癒した.
今回の回復力にはわれながら驚く.

最近,私は風邪をあまりひかなくなった.
以前は,頻繁に風邪をひいていて,
周囲からよくズル休みではないかと
思われていたほどである.
(ミウラ風邪とか呼ばれていたし)

しかし,この4年位はほとんど
風邪で倒れたことがない.
自分でもよくやっていると思う.

風邪をひかなくなった大きな理由のひとつは,
週末に子供たちと一緒に過ごす,
あるいは仕事で過ごすことが多くなったからだと
思っている.

以前の風邪をひくパターンは,
週末に何時間も寝だめをするとか,
深夜遅くまで酒を飲みながらビデオを鑑賞するとか,
そうした不規則な生活が
その引き金となっていたように思う.

結婚して,子どもができて,
日曜日を寝て過ごすことができなくなってしまった.
すなわち,週末になっても
気を抜くことができなくなったのである.
そのために,風邪をひかなくなってきたのではないかと
思っている.

そして,次の大きな理由は
身体が鈍感になったからではないかと思っている.
風邪を良くひいていたころは,身体を鍛えていた.
感覚も今に比べると鋭い.
環境の影響がすぐに体調にあらわれていたような
気がする(それは修行不足ということだけれど).

また,風邪というのは心身の偏りを治すものだという
整体の考え方でいくと,
その偏りを直そうという力が今よりもずっと強く
働いていたように思う.
現在,風邪をひかなくなったのは,
そうした原因となる偏りが少なくなったということではない.

逆に身体が鈍感になって,
修正力が働かなくなったのが本当の理由だろう.
歳をとった.
稽古不足,運動不足になった.
結局はそういうことだ.

では,心身に偏りがあるのに,風邪をひかない人はどうなるか.
風邪をひいたときに命にかかわる大病となってしまう,
あるいは別の病気が表れて大病をする,と言われる.

風邪をひかなくなって素直に喜べないのが
今の私である.




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