2009年1月26日月曜日

いつも初めてであるかのように

うぅ,寒い...
今朝は,私の住んでいるところには雪が積もった.
およそ数センチといったところだろうか.
子供たちは大喜び.
一方で私は,またももひきを取り出す(笑).

先週の金,土曜日は,大阪工業大学で開かれた
電気学会の半導体電力変換研究会に参加した.
考えさせられることが多く,
今週からまた頑張ろうという気持になった.
しかし,明るい気分にさせてくれたのは,
参加していた学生たちの元気さである.

研究会には多数の学生たちが参加し,発表していた.
彼らにとってみれば,数少ない体験であるので
緊張したことだろう(そうでない学生もいたけれど(笑)).
その一生懸命さに,こちらのやる気もまた湧き上がる.
私も昔はそうだったのだろうか.
今でも発表前は緊張するのだけれど,
学生のころの初々しさというものは全然なくなってしまった.
なにかそうしたものが欠けてしまった....反省.

私にとっては知り尽くした内容でも,
聞いている人たちは初めてなのだ.
演奏者が何度も演奏して手垢のついたような曲であっても,
聴衆にはそれが初めて演奏されるように
聴こえなければならない,と言っている.

いつも新たな気持ちで物事に向かう.
そうしてことができたら,毎日は楽しくて仕方ないだろうなぁと思う.

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