2009年3月7日土曜日

鉄道の券売機,西東(にしひがし)

相変わらず,あちらこちらの報告書作成に追われております.
関係者の皆様,頑張っておりますので,
もうしばらくお待ちください.

さて,このように忙殺されているのだけれど,
昨日も東京に出張であった.
この時期はいろいろあるので仕方がない.

今回も鉄道を使用して出張したのだけれど,
JR東日本と西日本で券売機のシステムが
少し違うことをご存じだろうか.

関東と関西で,エスカレータの右と左,どちら側に立つか,
という違いについてはよく話題になる.
(あれはあれで,単位時間における人の輸送量を
考えるとエスカレータの半分を空けて乗るのは
効率が悪いと私は常々思っているのだけれど...
エスカレータの平均待ち時間を小さくするためには,
エスカレータの各段にきっちりと2名ずつ詰めて
乗る方がずっと得策である.
一部の急いでいる人の利便を図るために
その他の多くの人の平均待ち時間が延びているのである)

しかし,券売機のシステムもちょっとだけ違っていて,
私はいつも関西の券売機にはイライラさせられているのである.

違いは,関西の券売機では,切符などの選択ボタンを押してから
お金を投入して買うことができない,ということである.
関東では,まず券売機の画面を見て,切符を画面に触れて
選択してからお金を投入するということができる.
しかし,関西の券売機でそれを行おうとすると,
「まずお金を投入してください」と券売機が警告するのである.
私は,切符を選択→支払,というスキームで動くことが多いので,
こうして券売機から怒られるたびに「イラッ」とするのである.

ヨーロッパの券売機は,確か切符を選択してから
お金を投入する順番であり,そうでなければ購入できない
仕組みだったと思う.アメリカもそうだったような...
(国によって違うのかもしれないが...)

関東の券売機の偉いところは,お金を投入してからも
切符を選択して購入できること,すなわち
関西と同じ順番でも購入できることである.
関東の券売機のように,
どちらの順番でも切符を購入できる方が望ましいと
思うのだけれど,誰もそんな文句は言わないのだろうか?

関東でも,関西の券売機の良いところを取り入れた例がある.
それは,硬貨の投入口が広くなったこと.
私が学生の頃は,関東の券売機の硬貨投入口は,
一回に1枚ずつしか投入できないような小ささだった.
それが関西では,一度に2, 3枚投入できる大きさがあると
話題になって,いつの間にか関東もそうなっていた.
(まぁ,当時初めてこの話を聞いた時は,
関西人というのは,そこまで気が短いものなのか,と
思ったのだけれど,今では私もすっかりと気が短くなった)

切符の選択をしてからお金を支払うようなスキームも
受け入れられるようにするのは,ソフトウェアだけの
変更で済むだろうから,やろうと思えばすぐに可能なのだろうと思う.
もしもこのブログが,関係者の人の目にとまることがあったら,
(まぁ,無いと思うけど)
ぜひご検討いただきたい.



#その他,一般的にJRも私鉄も関東の方が
案内表示板などに工夫がされてあって,
そうしたサービスが良いように感じる.
関西ではじめての駅に行くと,
うろうろと迷うことが多いが,
関東では案内板がすぐに目につきわかりやすいので
迷うことが少ない.
英語の案内も多いので,そうしたところは
ぜひ関西も見習ってほしい.

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