2017年7月10日月曜日

寝苦しい夜,影女をみる

まだ7月だというのに,こんな蒸し暑くて寝苦しい夜.
2階にある寝室の窓のカーテンを見てみると,
月明かりにいないはずの女の影が映し出される.
...影女である.

なんと情緒に満ちた妖怪なのだろう.
音もなく,ただ女の影が映るだけである.

もちろんカーテンを開けても誰もいない.
そもそも人が窓の外に立つなんてありえないシチュエーション.

私はぞっとして,タオルケットを頭からかぶり,ただふるえながら寝るしかない.
でも,夜の蒸し暑さだけは少し減じた気がする.

#鳥山石燕の今昔百鬼拾遺の図版では,女の影は障子に映し出される.
本当に日本情緒あふれる妖怪だ.

0 件のコメント:

コメントを投稿

慈眼温容(1)

 私が一番にご恩を受けている合氣道のO先生のお話。 O先生はたいへんご自分に厳しく,自己を律していらっしゃった。しかし,あるときに藤平光一先生が, 「O君は,”春風を以て人に接し、秋霜を以て自ら粛む”ではなく,人に接するときも秋霜を以てしているね」 とおっしゃられたそうである。ま...