最近,野放図に3日間連続で大食する機会があった。一週間ほとんど身体を動かすこともなく,である。
まず体感したのが,自分の体力の無さ。深夜までモノを食べることになるとテキメンに翌日に影響がでる。疲労が一晩ではとれない。朝からすっきりしない。
次に集中力の無さ。集中力は体力なのではないかとつねづね思っているのだけれど,その事実を思い知らされた。疲れていると午前中であってもどこかおかしい。午後の講義においても板書で間違いばかりを犯していた。頭の中まで疲労が支配しているのだ。
お酒を飲めば,更に状態は悪くなる。疲労回復のために働く肝臓がアルコール分解の仕事にまわされる。水を大量に飲めば翌日見事に顔と身体がむくむし,お酒を飲んだあとは甘いものを大量に食べてしまうので,翌日の内蔵の調子もすこぶる悪くなる。なにもいいことはないのだ。
これを克服するのは,大食・深酒をやめるのが一番だけれど,そうも言っていられないこともある。いや,そうした機会でストレスを発散しているのもれっきとした事実だ。なによりこうした機会が楽しめなくなるということが悲しすぎる。回数は減らすけれど,ときどきは楽しみたい。
そこでトレーニングである。「トップガン マーベリック」を観た後に腕立て伏せをやってみて,ほとんどできないことにショックを受けたけれども,やはり男としてそれではいけないような気がする。美味しいものを飲んだり食べたりするためにもトレーニングをしようかなと思う。頭の働きもたぶん良くなることは間違いない。散歩も脳にいいらしいし。
50代半ばを過ぎて,どんどん体力はなくなるばかり。老化に少しでも抗うために少しは身体を動かそうと思うのである。その目標がトム・クルーズの5%くらいの体力であったとしても(そしてこれまでのように,それが三日坊主になる可能性が高いにしても)。
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