2025年5月17日土曜日

疲れでモノが見えなくなる

 毎日がパラパラ漫画のように過ぎていき,あっという間に週末である。最近はとにかく疲れがひどい。自分でも仕事量を抑制しているつもりなのだけれど,やはり年齢のせいか,昔のようにはうまくいかない。

疲労が溜まってくると良いことがない。

まず身体のフシブシがバキバキときしんでいる。とうとう背中のスジを違えたらしく,背中と首筋が痛い。そのため左に顔を向けづらい状態である。

睡眠時間を長くとって休養しようにも,熟睡ができず朝早くに目が覚めてしまう。疲労が取れない。そして起きたときから後頭部が痛む。長時間眠れないのは枕が身体にあわなくなってきたためだろうか,それともトシのせいなのだろうか。

こんな状態では,集中力も保てない。忙しいわりに仕事に集中できないという悪循環に陥っている。心の修行こそ,ずっと武道を通じて行ってきたはずなのだけれど。。。そのうえ,疲れていると機嫌が悪くなって,ちょっとしたことにも腹を立てやすくなる。もともと私は短気極まりないのに,さらに怒りやすくなる。血圧もずいぶん上がっていることだろう。

そして疲労感がとれないと,ついつい甘いものを食べたくなってしまう。以前にも書いた通り,現在体重は人生MAXの値を更新しつづけている。甘いものは一時的には満足感を与えてくれるが,中毒性もあるし,長い目でみれば心の状態にもずいぶん悪影響を与えているような気がする。

「疲労度」を測る良い方法として,以前,バイト先の学習塾の塾長に聞いた方法がある。塾の合宿においては,子供たちの疲労度を測るためにゴミを拾わせるのだという。疲れがひどくなってくると,たとえ目の前にゴミが落ちていても認識できず,拾わなくなるということだ。

私も現在,目の前にある財布を「ない,ない」と探してみたり,机の上に堂々と充電している携帯電話を探してみたりと,本当にひどい状態にある。原因は疲労だけなのか,加齢によるボケなのかわからないけれど,とにかくひどい。目の前にあるモノが見えなくなることって本当にあるのだ。

以前に読んだミステリー小説で,トリックは「人は見たいものしか見えない」というものがあったが(京極夏彦作品),読んだときには「そのトリックはないよ~」と思ったけれど,最近はそうしたトリックも成立するのかもしれないと思うようになってきた。

大切なモノを見落とさないためにも,なんとかしなければ。

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