2008年10月29日水曜日

疲れていると

最近,ちょっと疲れているらしく,
言動が思うようにならない.
ときどき何を話しているのか
自分でもわからなくなる時があるし(危ない?),
認識力もずいぶんと低下しているようだ.

学生時代,塾講師のバイトをした.
その塾では夏に10日ほどの合宿をする.
これが朝5:00頃から起きて勉強するのだから,
子供たちと私は,ずいぶんと身体に負担がかかる.

親元を離れ,山奥の民宿で合宿するのだから,
環境も,それはそれは素晴らしく,
朝の冷たい空気はおいしいし,
涼しい午前中のうちに勉強は終えてしまうのだから,
子供たちも最初のうちは集中力が高まっている.
昼からはずっと野外活動に終始するので,
気分も上々である.

しかし,3日もすると皆疲れが蓄積されてくる.
朝起きてラジオ体操をしても目が開かなくなってくる.
授業中にも居眠りをする子供も出る始末.
私は私で,毎晩塾長とたっぷり酒を飲んで
語らうものだから,身体も内臓も疲労困憊である.
そんなこんなで疲労が言動のあちらこちらに
あらわれてくるようになる.

そんなときに塾長から伺ったお話.
「子供たちが疲れているかどうかを知りたいときは,
ゴミ拾いをさせればよい.
疲れている子供は,たとえ目の前にゴミが落ちていても
気がつくことはないものだ」

そんなものかと思っていたけれど,
子供たちに掃除をさせると案の定,
目の前にゴミが落ちていても拾おうとしない.
私に言われて初めて気づく調子である.
それがあまりにも強い印象に残ったので,
今でも上記の塾長の話はよく覚えている.

そして今,その言葉をまた思い出している.
私もその状態にあるようだ.
目の前にある事柄が認識できない.
ポカをする.
話している事柄が論理的でなくなる.
ちぐはぐな話をする.
これではイカン!
まずはゆっくりと睡眠をとって休もうと思う.
寝ることはなによりも勝る栄養剤である.

帰宅のドライブも十二分に気をつけねば.
さてさて,今日は帰ることにいたしましょう.





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