長野への一人旅。長野市で県立美術館を観たあと,当日の宿を予約しておいた野沢温泉に移動する。長野市中心部から1時間ちょっとの道のり。長野市街以外は道路は空いていて,カーナビの予定通りに野沢温泉に着く。
ただ,野沢温泉街の道がとにかく狭い。私のカローラがギリギリ通れるかどうかという道ばかり。当然すれ違うこともできない。そして,それも急坂。エンジンに負担がかかる道だ。両脇は温泉の排水なのか側溝に水が流れていて,いつタイヤを落としてしまうかハラハラする。
目当ての民宿も全然見つからない。民宿に電話をかけて訊くのだけれど,今,どの道を進んでいるのか見当もつかない。結局民宿の人が道路まで出てきてくださって,誘導してくれた。私の顔も知らず,どんな車に乗っているかも伝えなかったにも関わらず,一発で私を見つけてくださった。よほど私は不安そうに運転席に乗っていたのだろう。
夕食の時間に間に合って,食堂へ。夕食を予約していたのは私だけだったようで,食堂には私の食事だけが用意されてた。たいへんおいしそうなサラダが並んでいる。疲れ切った私の身体が強く欲する。しかし,とにかくまずはビールを頼んだ。
| 至福の夕食。サラダとビールと魚のホイル焼き |
至福の一杯のあと,ゆっくりと1時間ほどかけて地元の野菜をつかった美味しい食事をいただく。リンゴのコンポートとバニラアイスのデザートまで出していただいて大満足。もしも食事を予約していなかったら,疲れ切った私が野沢温泉街を夕食を食べる場所を探してさまよう羽目になっていただろうから,本当に予約しておいてよかった。次回は,宿おススメのワインを飲みながらしみじみ食べたい(今回はビールを一本で終わってしまったけれど)。
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