クリスタル・スカル(水晶のドクロ)といえば,
オーパーツの中でも大変有名なもので,
インディ・ジョーンズの19年ぶり(!)の新作映画でも
題材となっている.
オーパーツというのは,Out Of Place ARTifactSの
ことで,場違いな加工品という意味.
すなわち,その時代,その場所の技術などでは
製作できないような加工品のことをいう.
このクリスタル・スカルでいえば,
マヤ、アステカ文明の遺物とされていて,
その時代にこの水晶を加工できる技術はなかったと
推測され,どのようにこのドクロが製作されたか,
大きな謎である,とされてきた.
もしかして,アステカ文明は現代,いやそれ以上の
文明であった,あるいは宇宙人が作ったなどという
非常にロマンのある話が,
小学校のときに読んだ本や雑誌に載っていた.
古代文明はもしかして今よりも進んでいたかもしれない,
などという話は,大変魅力的だ.
一度繁栄した文明が,
その技術の使い方を誤って滅びてしまう.
そんな現代文明への警鐘的なストーリの
漫画や小説などもたくさんあった.
私も実はこうした失われた文明の話が大好きである.
しかし,今日の新聞を読むと,
水晶のドクロには機械加工の跡があり,
どうも19世紀後半のドイツの工房で加工されたものらしい,
との見解が紹介されてあった.
やっぱり,と納得するも,正直,がっかりもした.
もっと夢を見させてくれてもよかったのに,とも思う.
でも,誰かがまたこんな話を作るだろう.
世界に12個あるクリスタル・スカルのうち,
本当のものがひとつだけあって,
他の11個は,誰かがそれを隠すために作ったニセモノである.
そして,その1個こそが...(あとはご自由にご想像ください)
とりあえず,今回映画の公開に合わせて
パリの博物館で公開される水晶のドクロは,
こうした素性のものらしい.
世の中には,まだまだオーパーツがあるという.
またそれとは別に,聖杯や聖槍などの聖遺物,
あるいは神器や仏器などの宗教関係の伝説的なものもあれば,
オリハルコンのような金属(?)もある.
こうしたものへの夢はまだまだ続く.
いくつになってもこうした話は面白いのだからしょうがない.
2008年4月25日金曜日
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