昨日,一昨日とブログの更新をさぼりました.
継続が大切と言いながらこの有様.
まったくもって面目の次第もない.
しかし,毎日ジェットコースターのような,
いや綱渡りの仕事スケジュールでやっている.
ちょっと予定がずれると,
あとあと大変なことになってしまう.
そういう中で,今日は渋滞に巻き込まれた.
私は車で通勤しており,
日頃は1時間弱の道のりである.
だが今日は渋滞に巻き込まれ,
なんといつもより1時間も長くかかってしまった.
今日は雨である.
しかし,通常の雨の日には渋滞が起こらない.
結局渋滞の原因は不明である.
事故がどこかであったのかもしれないし,
(私が現場を通ることには跡形もなく処理されていた)
単に,雨ということで自動車の交通量が増えただけ
なのかもしれない.
渋滞が起こる起こらないというスレッショルドは,
ほんの5%程度の交通量の差だと聞いたことがある.
ちょっとの差が大きな結果の違いを生む.
これがどういうメカニズムによって生じるかは,
たぶん渋滞学という学問もあるらしいから,
解析は試みられているのだろう.
世の中には,これと似たようなことが
多々あるかもしれない.
ある量がそのスレッショルドを越えるか越えないかで
全く結果が異なる.
その結果の違いが,
デジタルで入力の0か1で区別されるならば
その違いは明らかであるが,
(ある量を越えたら,ある変数を1とし,
それ以下であれば0とするようなこと)
アナログの連続量においても,
入力量のちょっとした違いが,
出力の決定的な違いを生むことになることが
まだまだありそうである.
そんなことを考えながら
中央環状線をかたつむりのようにノロノロと進む.
でも,感情は徐々にいらついてきて,
結局,なぜ解決できないのだろう,
誰が悪いんだ!とワルモノを探してしまう.
だれか,すっきりと説明してほしい!
そして解決法を提示してほしい.
結局今日のスケジュールは
またまたタイトになってしまった.
まぁ,いつものことなんだけど.
2008年4月17日木曜日
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こんにちは。昨日紹介いただきました。研究室のHPからたどり着きました。
返信削除渋滞は本当にイライラしますね。事故か工事かなぁ、と思うと、単なる自然渋滞だったりして。
確かに、人生の成功も転落も、同じかもしれません。
渋滞が、ちょっとした信号のタイミングをいじるだけで解消したり、一人一人がよく前を見て上手に速度を調整しながら走れば渋滞がなくなったりするのかも知れません。
とすると、ちょっとした日々の生き方が大切
なのかもしれません。
渋滞の研究は、大阪大学の先生で研究されている方がいらっしゃいます。
ASANO様,わざわざのコメント有難うございます.恐縮しております.
返信削除おっしゃるように,デジタルの0 or 1のはっきりとした区別ではなく,アナログ量における少しの違い(量とかタイミングとか)が,大きな違いを生むことが,この毎日の生活にあふれているのかもしれません.
と思うと,あと一頑張りすることが大事なのかなとも思ってしまいます.こうして仕事中毒の道に落ちて行ってしまうのかも...
渋滞を研究されている先生が阪大にもいらっしゃるというのは初耳でした.今度調べてみます.
また,お気軽にブログをご訪問いただければと存じます.今後ともよろしくお願いいたします.