もうなんども書いているけど,私は皮肉屋が大好きで,勝海舟やフィリップ・マーロウがその最たる人たちなのだけれど,最近,また別の私のアイドルを見つけた.
それは「古市憲寿」くんである.
彼は,ぜひ「くん」づけで呼びたい存在である.
彼の魅力は「忖度」から程遠い発言をすることである.正確にいうと「皮肉屋」ではない.しかし,彼は彼の考えを素直に(?)発言してしまうのである.そこが素晴らしい.
彼は「誰の味方でもありません」という著書を最近出しているが,その中立感をちゃんと保っているところに彼の良さがあるように思う.
彼は当初「若者」の代表としてマスコミに登場してきたような気がするが,彼もすでに三十も半ばである.「若者」というにはちょっと歳を取りすぎた.しかし,彼の発言にはまだ若さがあり,世の中に流されていない感がある.そこに魅力を感じる.バラエティ番組にも出ているけれど,今のままちょっと世間から離れた考えをする人であり続けてほしいと思っている.
また「落合陽一」さんにも注目したい.
彼の発想も面白い.しがらみを超えたアイデアをどんどん出している.そのアウトプットがまた次のインプットとなって更に新しいアイデアを生み出しているような気がする.彼は新しい若者の形のような気がする.どんどん時代を切り裂く発言をしていって欲しいと思う.
ついこの前までは「津田大介」氏,「東 浩紀」氏あたりが若者代表だったような気がするが,ちゃんと「若者」の世代交代も進んでいるらしい.次の「若者」にも期待したい.
2019年4月24日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
アイアンマン2
「アイアンマン」を観た あとに 「アイアンマン2」(2010年) を観た。「アイアンマン」がヒット作となり,続編が作られた。だいたい続編というのは面白さがいくぶん減るのだけれど,この続編は1作目に負けないくらい面白かった。 敵役を演じるのがなんといってもミッキー・ロークなのであ...
-
本ブログのコメントに, (電力)供給過多になるとなぜ、発電機の回転数が上がるのか というご質問をいただいたので, それについての回答を少し. (すみません,コメントいただいていたのに 気づくのが遅れました) 発電機の回転数は,個々の発電ユニットで見れば, 発電...
-
Googleをはじめとして, 検索ツールなしでは仕事ができない, というところまで現代の私たちは来てしまった. 特に研究分野においては, 過去の研究のサーベイ,現在の市場調査, 世界の装置のリストアップなど, もう検索ツールの便利さ無しでは, 考えられない状況である. こうした状...
-
私が担当している「電気機器」という講義においては,「磁気回路」,「 直流機 」,「 同期機 」,「 変圧器 」,「 誘導機 」を取り扱う.「磁気回路」は機器ではないので,残りの4つの電気機械について学生のみなさんは勉強することになる.さてここで,「直流機」,「同期機」,「誘導機」...
0 件のコメント:
コメントを投稿