2019年4月24日水曜日

「古市憲寿」くんと「落合陽一」さん

もうなんども書いているけど,私は皮肉屋が大好きで,勝海舟やフィリップ・マーロウがその最たる人たちなのだけれど,最近,また別の私のアイドルを見つけた.

それは「古市憲寿」くんである.

彼は,ぜひ「くん」づけで呼びたい存在である.
彼の魅力は「忖度」から程遠い発言をすることである.正確にいうと「皮肉屋」ではない.しかし,彼は彼の考えを素直に(?)発言してしまうのである.そこが素晴らしい.
彼は「誰の味方でもありません」という著書を最近出しているが,その中立感をちゃんと保っているところに彼の良さがあるように思う.

彼は当初「若者」の代表としてマスコミに登場してきたような気がするが,彼もすでに三十も半ばである.「若者」というにはちょっと歳を取りすぎた.しかし,彼の発言にはまだ若さがあり,世の中に流されていない感がある.そこに魅力を感じる.バラエティ番組にも出ているけれど,今のままちょっと世間から離れた考えをする人であり続けてほしいと思っている.

また「落合陽一」さんにも注目したい.

彼の発想も面白い.しがらみを超えたアイデアをどんどん出している.そのアウトプットがまた次のインプットとなって更に新しいアイデアを生み出しているような気がする.彼は新しい若者の形のような気がする.どんどん時代を切り裂く発言をしていって欲しいと思う.

ついこの前までは「津田大介」氏,「東 浩紀」氏あたりが若者代表だったような気がするが,ちゃんと「若者」の世代交代も進んでいるらしい.次の「若者」にも期待したい.

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