深夜のお酒のCMに思う

深夜にテレビを見ているとお酒のCMばかり流れているように思う.そしてそれをみて,日本はどんどん貧しくなっていることを実感する.

ビールよりも発泡酒やサワーのような安くて酔える,つまりは燃費がいいというかコストパフォーマンスが良いお酒のCMばかりなのだ.「せんべろ」という言葉があるけれど,日本がどんどん貧しくなっている証拠ではないかと思う.海外にいくと食費をはじめ物価の高さにびっくりするけれど,日本が逆に安すぎるのだ.給料が上がっている実感がないから高いものが買えないのだ.

私が学生だったころ,たとえばマルチェロ・マストロヤンニがコニャックのマーテルのCMに出ていたり(「これはマーテルのたくらみか」),サントリーのウィスキーのCMに見るからにお金がかかっていたり(例えば「ランボー,あんな男ちょっといない」(ローヤル)とかマンハッタントランスファーの「アメリカンで飲る」(VSOP)とか,もっと古いとサミー・ディヴィス・Jr,いや,あれはホワイトで安酒だったか)と,CMに夢があったような気がする.

今は,なにもかもが安っぽい.
世の中が疲れているからなのかな.もっと余裕があってもいいような気がする.

コメント

このブログの人気の投稿

原発1基分をまかなう太陽光発電システムは

「遮断機」と「遮断器」

電力需給バランスが崩れるとなぜ周波数が変化するのか