月に2~3度は珈琲店を訪れ,美味しいコーヒーを飲みながらブログ記事を書いている。長岡に来てから6年が経つから,これまでに相当な杯数のコーヒーを飲んでいるはずである。そこで私のコーヒーの好みについて,たまには書いてみようかと思う。
珈琲店ではハンドドリップコーヒーを飲むことが多いのだけれど,その銘柄はいつも店のお薦めを飲んでいるから訪れるたびにコーヒーの種類は変わっている。コーヒーの名前には,ブラジル,コロンビア,コスタリカなどの産地名が冠されていて,そのたびに少しは気にするけれど,コーヒーを飲んで産地が分かる,なんてことは全くない。その他名前には,ナチュラルとかウオッシュドとかアナエロビックなんて製法名が含まれていたり,ときにはinfusedとか書かれたりしている。これらの言葉を私が理解しているかといえば,そんなことは全くない。コーヒーは全然詳しくない。そもそも私は味音痴なのだ。そんな製法にこだわるような男ではない。ただし,それでも,「美味しい」と思うか,「まずまず」と思うか,その判断はする。そうした基準で私が選ぶコーヒーは次の通りである。
・ブレンドでなくスペシャルティの単一の豆を用いたコーヒーを選ぶ:まず,私はブレンドコーヒーというものがあまり得意ではない。ブレンドコーヒーというものはどうも味がはっきりとしない。各店舗によるオリジナルブレンドをよく飲むけれど(普通の喫茶店やチェーン店ではいつもこれ),味はあまりぱっとしないというのが私の印象である。豆の味の特徴が混ざり合って凡庸になっているような気がするのだ。もちろん,これまで私が素晴らしいブレンドコーヒーに出会っていないだけかもしれないが。
・苦いコーヒーよりも酸っぱいコーヒーを選ぶ:苦いコーヒーも時には美味しく感じるのだけれど,普通の体調のときはどちらかというと酸っぱいコーヒーが好きである。フルーティーなものも大好きである。口に含んだときに香りが口の中に広がって,その後酸味を感じられるようなコーヒーが好きなのである。
・できれば時々水を飲みながらコーヒーを飲む:コーヒーを飲んでいると,舌が味にどうしても慣れてきてしまう。水を時々口に含むと舌がリフレッシュされて,美味しさを味わえる時間が長くなるような気がする。またコーヒーを飲んだ後の口臭も抑制されるようである。
・ぬるすぎるコーヒーは文章を書くのに適さない:コーヒーそのものの味を賞味するために,ときにはコーヒーの温度はびっくりするぐらい低く提供されることがある。あまりに冷えてきたときには白湯を入れて香りを再び立てるようなこともする。こうした楽しみ方は,確かにコーヒー自体の味を賞味するには良いのだと思うのだけれど,コーヒーを飲んで考え事をするにはあまり適していない。ブログ記事を書くような場合には,考えの小休止としてコーヒーを飲む。そのときはやっぱり熱いコーヒーの方がその役割を果たすのによいと思うのだ。
ということで,私はスタバとかタリーズとかのブレンドよりは,珈琲店の単一豆のハンドドリップを好む。通常のチェーン店でブレンドを選ぶのはだいたいその価格がやすいからなのである。
私の好みを書いてきたけれど,実際のところ美味しいコーヒーであれば,なんであっても構わない。コーヒーを味わう贅沢が千円以下で楽しめるのはたしかに日常生活の小確幸である。美味しいコーヒーを飲ませてくれる店を見つけることがまずは第一歩である。
#とはいえ,平日は居室で飲むゴールドブレンドで満足しているのだけれど