2017年4月12日水曜日

クラークの第1法則

アーサー・C・クラークの三法則における第3法則については,これまで何度か取り上げてきたけれど,今回は第1法則を紹介したい.

著名で年配の科学者が可能であると言った場合には,彼はほぼ正しい.一方,不可能であると言った場合には,彼はたぶん間違っている. 
When a distinguished but elderly scientist states that something is possible, he is almost certainly right. When he states that something is impossible, he is very probably wrong.
(英文はWikipediaより引用.「また引き」ですみません)


というものである.少しブラックなユーモアが効いているけれど,よくできた法則である.若い人たちにチャレンジしようという気持ちを与えてくれる.クラークは,ユーモアと後進への期待にあふれたとても魅力ある人物であったに違いない.

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