昨日はインフルエンザの予防接種で注射を打った.
今日は血液検査のために,針を腕に刺した.
一体全体,私は注射が嫌いである.
針の現実の痛さが問題なのではない.
妄想する痛さが嫌なのだ.
自分の皮膚に針が刺さっていく瞬間,
恐怖で身体がこわばる.
看護師さんが,"大丈夫ですか"と尋ねてくれるが,
答える余裕はない.
そんなことを訊くくらいなら早く終了してくれと願う.
針が刺さる寸前まで,いろいろな痛さを妄想する.
血管に突き刺さる針を想像する.
血管を突き抜けたらどうなるのだろう?
筋肉に突き刺さったら痛くないのか?
針が折れることはないのか?
どんどんと妄想が膨らんでいき,
その大きさにつぶされてしまう.
針が刺さってしまえば,こうした妄想は消えていくのだけれど,
それまでがいけない.
特に血を見ると,その妄想は輪をかけて広がる.
血が抜かれているのを見ると,気分が悪くなったりする.
一度,採血のときに貧血を起こして倒れたこともある.
以来,体調の悪いときはベッドに横になって,
採血をしてもらったりしているのだ.
男として情けない限りである...
高校時代,交通事故にあった.
事故のあと,自分の命があることを確認してほっとすると,
生暖かいものが顔を伝わるのがわかった.
手で顔を触ってみると手が鮮血で朱色に染まった.
それをみて貧血気味になり地面に座り込んでしまった.
それ以来,血が怖くなってしまったのかもしれない.
自分の血を見ても相当気分が悪くなるのだけれど,
他人の血を見るともっと背筋がぞっとする.
他人が血を流しているのをみると,
その痛みをやはり妄想してしまうのだ.
映画などでナイフで皮膚を切りつけられるシーンがある.
私はその痛みを想像する.
車に人が飛ばされるシーンを見る.
腰に鈍痛を想像し,いたたまれない気持ちになる.
実を言うと,妄想の発端は,血だけではない.
毎日報道される事故や火災のニュース.
これらも妄想の始まりとなる.
被害者の方が,最後にどのような痛みを感じていたのか,
想像してしまうのである.
そしてその無念さに思いを巡らせてしまう.
こうして過剰な反応をしてしまう私は,
毎日を結構"痛く"過ごしている.
Negativeな反応は心身によろしくないことはわかるのだけれど,
そうした痛みを想像することも忘れたくないと思う.
でも,注射くらいは恐れずに受けられるようになりたいと思う.
2007年11月9日金曜日
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