2007年12月20日木曜日

サンタのプレゼント希望はテルミン

昨日は電気系教職員の懇親会があり,
夕方は飲んでいた.
これで二日連続である.
今週は,あと土曜日まで毎日が飲み会なのである.
五日連続.
二日目だというのにこの疲れである.
自分の老いを感じざるを得ない.
(もうずいぶん前から感じているけど)

昨日,懇親会に出席するために参加できなかったのだけれど,
吹田キャンパス内の別会場では,
「テルミンの夕べ」なる催しが開かれていた.
もしも懇親会がなければ必ず参加してであろうに.
残念至極である.

「テルミン」を知らない人もいるだろうから,
ここで説明しておくと,楽器なのである.
ロシアのテルミン博士が発明した世界初の電子楽器なのである.
昔,テルミン博士のドキュメンタリー映画もあったらしいから,
それをご覧になった方もいるかもしれない.

楽器といっても鍵盤も弦もない.
ただアンテナが2種類突き出ているだけである.
そして演奏者は楽器に触れない.
アンテナに手を近付けたり遠ざけたりすることで,
音程と音量を調節するのだ.

非常に不思議な音がする.
SF映画や怪奇映画の効果音にもってこい.

しかし,もちろんちゃんと演奏もできる.
テルミンのソナタがあるかどうかは知らないが,
協奏曲はあるのだという.
(その演奏法は非常に難しいとのこと)

私はメシアンの交響曲で使用されている電子楽器が
テルミンだとばかり思って勘違いしていたので知っていた.
(メシアンの方はオンドマルトノが正解)

しかし,なんとか演奏してみたいと思っていたら,
実は最近の「大人の科学」という雑誌の付録で
ミニ・テルミンがついていた.
欲しい.
そういったら,うちの奥さんに直ちに却下されてしまった.
う~ん,でも欲しい.

私にもサンタクロースが来てくれないかと
切に思ったりする.

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