2008年5月1日木曜日

内臓力を鍛えよ

どこかの武道マニアの雑誌の特集タイトルみたいだけれど,
内臓力を鍛えていこう,というお話.

昨日は研究室に配属された新4年生の歓迎コンパがあった.
みんな元気がよさそうで,よろしいことである.
人間は,「元気,勇気,根気」が大切と,
A.猪木さんもおっしゃっている.

一方,私は朝ちょっと気持ちが悪かった.
二日酔いである.
頭が痛いとかではなく,
内臓の働きが悪い.
そうなると身体がだるく感じられる.
特に胃がむかついて,
背中が痛くなる.
最近はめっきり体力が落ちているので,
こうした状態を乗り切ることができない.
ぐったりとしたまま,出勤する.

胃の調子が回復してくると,
俄然元気が湧いてくる.
頭の働きもよくなってくるようだ.
学校に到着するころにはすっかり気分も良くなって
5月の初日を張り切っていこうという気持ちになった.
(しかし,もう5月か...)

とはいえ,5月1日は
大阪大学の創立記念日ということで講義はお休み.
キャンパス内の学生の姿も少ない.
研究室は,そうしたこととは関係なく,
通常営業しているので,
研究室に配属されている学生たちは,
学校に来ている.
まぁ,私たちの研究室の学生は,
たぶん昨晩は遅くまで飲んでいたのだろう.
本日出てきているのは少数である.

さて,話は戻って,
実は内臓の状態が心と身体の状態に
大きく影響を及ぼしているということが,
今日のような経験からも実感される.
通常は,その存在を忘れている内臓たちを
認識する場合というのは,
だいたいにおいて調子が悪いときである.
身体がだるい,力が入らない,
頭が回らない.
内臓の調子が悪いと,一気に私の
パフォーマンスが落ち込んでしまう.
自分のパフォーマンスを維持するためには,
内臓のケアが非常に大切なのである.

一方,逆に心の状態も内臓に
大きな影響を及ぼすことも自明である.
ストレスが続いて,下痢を起こす,
あるいは便秘になる.
もっとひどい場合には胃潰瘍などに
なってしまうことなどは良く知られていることである.

内臓と心,すなわち脳とは
非常に密接な関係を持つ.
心を鍛えることが修行の目的の一つであるならば,
内臓を鍛えることも重要な項目だといえる.

ただし,内臓を鍛えるということは,
トレーニングにおいて
筋肉に過負荷を与えることとは異なり,
暴飲暴食をするということではない.
腹八分目を守り,睡眠時間をとり,
リラックスをすることが
内蔵力を鍛えるということになるだろう.
いざというときのストレスに対応できるだけの
許容量を常日頃から養っておくということなのだろう.

昔独自の健康法を編み出した肥田春充という人は,
横隔膜を鍛えることによって,
恐怖を感じるということがなくなったのだという.

内臓の状態をコントロールすることによって,
心身を状態をコントロールする.
これも修行と精進していこう,と
今朝の通勤時,
気分悪く運転している自動車の中,
私は思っていたのである.

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