2008年5月19日月曜日

やってはいけないことリスト

To Doリストというのは,
よく自分の仕事管理のために用いられる.
例えば,今日のやるべき仕事を,

・部屋の掃除
・洗濯
・ゴミ出し
などなど

のように箇条書きにして洗い出し,
それを達成するごとに項目を消していく,
というような手法である.

紙やWeb上にリストを書きだして,
項目を達成し棒線で消していくと,
なんとなく気分が良くなる.
このささやかな幸せが大切で,
次にこの幸せを感じるために,
また努力をする.
これがTo Doリスト
(あるいはActionリスト)である.

これに対し,Not To Doリスト
(してはいけないことリスト)というのは,
あまり話題にならない.
これは,たとえば

・TVを1日1時間以上見ない
・ゲームを1日1時間以上見ない
・甘い物をだらだらと食べない
・ビールは1日1本までしか飲まない

など,ついついしてしまうこと,
あるいはだらだらと続けてしまうことを
避けるために書き出すリストである.

Not To Doリストは棒線で消去するのではなく,
どこか目につく場所に貼りだして,
いつもそうした行為に陥らないように
気をつける,という目的のものである.

実は,日常生活においては,
このNot To Doリストが大切なのではないかと思う.
それは行動というよりも,人格の話においてで,
つまり,こういう人間になりたい,ということよりも
こういう人間にはなりたくない,ということが
先に立つのではないかと思う.

ただNot To Doリストは,
Negativeなもの言いになりがちで,
子供の教育などには向いていないと思う.
「~をしてはいけない」という言葉は
のびのびとした感じを与えないからだ.

しかし,自分の行動をカイゼンしていくには
もってこいの方法である.
私も早速リストを作って貼りだしてみようかなと思う.

でも,リストを人に見られるのが
恥ずかしいんだよなぁ(笑)

0 件のコメント:

コメントを投稿

ネットの書き込みは年寄りばかり

SNSというのは大変面白い。たとえば、テレビでは番組に対する視聴者の反応がわからなかったものが、今ではコメントが書き込まれることによって反応をいくぶん知ることができる。あるいはXなどへの書き込みによって、リアルタイムで感想がタイムラインにあふれることになる。そうした双方向性、即時...