2010年4月7日水曜日

クラシック音楽の中の雷

昨日は,電気学会委員会関係の
打ち合わせがあったあと,懇親会へ.
(本当はそんな暇ないのだけれど!)

その懇親会の席で,どこかで開かれた
雷に関するシンポジウムかなにかで,
クラシック音楽の中に出てくる雷についての
講演があったとの話が出てきた.

そういえば,雷の表現というのはいくつかある.
私もすぐに思いついたのは,

J.シュトラウスの「電光と雷鳴」.
ニューイヤーコンサートでもお馴染みの曲である.

次は,ワーグナーの「ラインの黄金」最後のところの
ワルハラ城に入場する前のドンナーの槌の音.
ドンナーは雷神で,雷を呼び起こすのである.

そして,ベルリオーズ,「幻想交響曲」の
牧歌的な第3楽章の終りに響く,遠雷.

その他は...

ベートーベン,交響曲第6番「田園」,第4楽章
ビバルディ,「四季」,夏
ロッシーニ,「ウィリアム・テル序曲

などの嵐の表現の中に雷があると思う.

雷が本当に含まれていたかどうか怪しいのは,

ムソルグスキー,「はげ山の一夜
バッハ,「マタイ受難曲

あたりか...
私が個人的に好きな曲としては,

ベルリオーズの「トロイ人」の中の「王の狩りと嵐」.

そして,雷じゃないけれど,

ハイドン,「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」の
最後の「地震」.

とりあえず,思いつくだけ.
意外に雷,活躍している.

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