2008年9月10日水曜日

ロッキー

フィラデルフィア美術館前庭の階段が
世界でもっとも有名な階段のひとつであることは
間違いないだろう.

この「ロッキーステップ」とも言われる階段は,
今はすでにロッキーの像は移動されているらしいけど,
映画「ロッキー」シリーズで有名になった,
今ではフィラデルフィアの観光名所のひとつである.

残念ながら私はまだそこに訪れたことはないのだけれど,
いつか,出張中のスーツ姿でもいいから,
その階段を駆け上がり,
両手をあげて跳ね続けてみたいと思っている.
やっぱり男としての憧れなんだなぁと思う.
単純極まりないんだけど.

実は昨晩夜遅くに「Rocky Balboa」のDVDを観てしまった.
シリーズのファイナルと銘打ったこの映画は,
当初,またスタローンの駄作のひとつになるのだろう,と
予想されていたけれど,封切されてびっくり,
意外に良い出来で話題になったという作品である.

これまでのロッキー映画とは異なり,
それほどロッキーのヒーロー性は強調されていない.
60歳前の男が持つ悲哀が当たり前のように描かれている.
(とはいえ,単純なストーリーは変わらない)
ただ,それがスタローン自身の人生と重なって,
観るものにリアルさを感じさせるのだ.

一度ヒーローとなった男が歳老いていく中で,
ただ消え去っていくのではなく最後に燃え尽きようとする.
そのために努力をし,試合での勝利ではなく,
自分の人生に勝利するというストーリー.
ちょうど第1作のロッキーの繰り返しのように感じた.
だから試合後の彼の笑顔は本当にすがすがしいものとして
描かれている.
やることをやりつくした男の姿.
こうしたストーリーに私は感動してしまうんだなぁ.
私も単純なだけに.
(昔は,脳も筋肉でできていると言われていたくらいだし)

そして今朝の目覚めは良かった.
これはロッキーのおかげに違いない.
頭の中には,あの「Gonna Fly Now」が流れている.
あらためて,自分は単純なんだなぁと思ったけれど,
元気が出ることはいいことには違いない.
これからもがんばっていこう!

映画「ロッキー」シリーズは,こうして世界の生産性に
少なからず影響を与えているに違いない(笑).

#実は,5作目は見ていないのだけれど

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