ハリーポッターの最終巻が
日本でもとうとう発売されたという.
第1巻が発売されたのはもう何年前の
ことだろうか.
私がはじめてみたのはもう10年近く
前だったろうか.
たしか,TVのニュースでイギリスで
話題になっているとのことを知り,
横浜の洋書店で初めてペーパーバック
(もちろん英語版)を見つけたのだった.
そして購入したのだけれど,
その英語版はいまだ読んでいない(笑).
そのうち世界中で大人気ということで,
日本語版の第1巻が発売された.
それはすぐに読んだ(笑).
良くできた物語設定だと思ったことを
覚えている.
しかし実は,第2巻以降は読んでいない.
なぜなんだろう.
自分でもよくわからない.
たぶんあの本の厚さが
生理的に受け付けないのか...
映画も良くできていて,
こちらは第3作まではしっかり観た.
家にもDVDがそろっている.
(そういえば今日は
ダニエル・ラドクリフ君の誕生日とか)
しかし,第4作ともなると,
あの本の厚みが災いして,
とても映画の2時間で
理解できるものではなくなっている.
あれは原作を読んだ人にしか
わからないのではないだろうか.
(もちろん大まかなところは理解できる)
ということで,私は
あまりハリポタには関係なく
生活しているのだけれど,
朝日新聞の記事で,
世相が暗いとファンタジーが流行るという
ことが書いてあってなるほど,と思った.
「指輪物語」や「ナルニア国物語」は
第2次世界大戦後に,「ゲド戦記」は
ベトナム戦争の頃に出されたのだという.
そして,「ハリポタ」は9.11の影響を
強く受けているのではないかとの指摘である.
確かに,世界が暗い話題であふれると
人はファンタジーの世界に
憧れるのかもしれないとは思う.
どこかでバランスをとりたく思うのかもしれない.
実は私は,上にあげたファンタジー物語を
読んだことがない.
(そういえば「はてしない物語」も
後編の途中でとまっている)
どうも私はファンタジーは苦手なようだ.
ドラゴンクエストの世界とも無縁だし.
とすると,私はファンタジーでバランスをとる
必要がない人間なのだろうか.
う~ん,この人生,暗くて辛いことも
数多くあるのだけれどなぁ.
2008年7月23日水曜日
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