2008年6月5日木曜日

大学教員のドレスコード

大学教員にふさわしい服装とはどういうものか.
と大上段に構えると,大そうな質問そうだけれど,
要は,毎日どういう服装を着てきたらよいか,
という話.

私の周りを見回してみると,
毎日スーツをビシッと着てこられる先生方が結構多い.
雰囲気もピリッとしていて,
やっぱりいいものである.
しかし,私はスーツは苦手なんだなぁ.

次に多いのは,ちょっとカジュアルな服装.
金曜日はカジュアルにしようとする職場も
多いと聞いているけど,そんな感じを
毎日続けている先生方も多い.
たとえば建築系だとタートルネックに
ジャケットを合わせるみたいな.
(ちょっとステレオタイプ?)
まぁ,強いて言うと
私はこの範疇に含まれるかな...
ネクタイはしないけど,
ジャケットは着るという風である.
スーツに比べずいぶん楽である.
クールビズのノーネクタイの風潮は
本当にありがたい.

そして実は私が憧れているのは
ジャケットなしで,
ポロシャツや半袖シャツだけで済ますスタイル.
最近はクールビズということで
半袖シャツだけという姿でも
結構許されるようになってきて
うれしい限りである.
ポロシャツは,私が着るとちょっと
カジュアル過ぎて職場で着る勇気が無い...

以前に勤めていた職場(研究所)では,
Tシャツにジーンズで通っていた.
研究者なんてそんなものである.
(さすがに管理職の人はスーツだったけど)

中学校などへ公開授業に出かけると,
学生たちは,研究所の人は,
みんな白衣を着ているようなイメージがあると話す.
だから私は研究所内の写真を持っていく.
だいたい研究者はみな
Tシャツかポロシャツに
ジーパン,サンダルである.
ときには半ズボンやジャージ,
そして片手にうちわというスタイルである.
その写真を見せるとみんな呆れる.
子供たちの研究者への憧れを,
壊してしまっていたかもしれない.

でも,IT系の技術者などは
ずいぶんとラフなスタイルだと聞く.
研究所あたりは外部の人と
そうそう会うわけでもないし,
それで十分なのだ.

Tシャツに短パン,その組み合わせが懐かしい.
大学教員はさすがに学生の手前,
その姿ははばかられる.
やっぱり大学では,
半袖シャツにノーネクタイが関の山か.

服装は,以前の職場の方が良かったなぁ.
何着て行っても文句は言われなかったし.
まぁ,以前の上司からは,
アロハシャツと下駄だけは
やめるようにとは言われていたけれど.

0 件のコメント:

コメントを投稿

桜を見ると思い出す

桜が満開である。 研究室でも花見BBQが行われ、まさに「花より団子」 、学生はだれも桜など見ずにひたすら食べることに集中していたけれど、食べづかれた私は桜をぼんやりと見ていた。 学生の一人が 「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」と梶井基次郎の文章 を話していたので、そういえばそ...